きらきらした背景
きらきらした背景
水族館のペンギン

ペンギンってどんな生き物?

水族館で人気者のペンギン。
小さくて丸っこい体で歩く姿が
とってもかわいいよね。

自然の中で暮らすペンギンは、
どんな生活をしているのかな?

どんな仲間たちがいるのかも
見てみよう!

水面 泳ぐペンギン

3つの特徴

  • 1.ペンギンのからだ
    水面 泳ぐペンギン奥 泳ぐペンギン手前
    泳ぐのがとても速い! クチバシの中のギザギザで、魚をしっかり飲み込むよ

    鳥だけど空は飛べず、海を泳いでエサとなる魚を捕まえるよ。 羽は飛ぶためではなく、泳ぐときにヒレのように使われる。泳ぐスピードはとても早く、種類によっては時速30キロと、自転車よりも早く泳げるよ。

    ペンギンの身長は種類によって違っていて、大きい種類のペンギンと小さい種類のペンギンは、約3倍も差があるんだ。

  • 2.ペンギンのせいかつ
    仲良しなペンギンたち とっても仲良し!

    敵や寒さから身を守るため、集団で行動することが多いよ。また、一度ペア(夫婦)になると、一生同じ相手と子育てすることが多いんだ。

    ペンギンの子育ては、交代でエサをとってきたり卵を温めたりと、ペアで協力して行うよ。

  • 3.ペンギンのすむところ
    ペンギンの住む南半球と南極 日本と南極の位置 トボガンで移動するペンギン

    ペンギンは日本から遠い、南半球に住んでいるよ。 南極のとても寒いところに住んでいるイメージが強いけど、赤道近くの暖かいところに住んでいるペンギンもいるよ。

    寒いところに住むペンギンは、氷の上を滑って移動したりもするよ。トボガンと呼ばれ、時速4キロにもなり、人が歩く速度よりも速いんだ。

きらきらした背景
きらきらした背景
7種のペンギンを紹介 きらきらした背景

ペンギンの仲間

ペンギンの仲間は、全世界に18種いると言われている。
見た目や性格、住んでいるところも違っていて、それぞれの個性があるんだよ。

ジェンツーペンギン
ジェンツーペンギンの全身

ペンギンの仲間で3番目に大きいペンギンで、足がオレンジ色といえば、このペンギン。頭には、輪っか状の白い模様があるよ。

ジェンツーペンギンの泳ぎ

ペンギンの仲間で、泳ぎが一番速いと言われているよ。速さの勢いで、海から陸へジャンプして上がれるんだ。

アデリーペンギン
アデリーペンギンの全身

顔は黒色で、目の周りだけ白いのが特徴的なペンギン。クチバシが小さく見えるけど、これは先近くまで羽毛があるためなんだ。
色々なペンギンキャラクターのモデルにもなっているよ。

アデリーペンギンの巣

南極に住むペンギンで、氷の冷たさや水濡れから卵を守るため、石を積み上げた巣をつくるんだ。

フンボルトペンギン
フンボルトペンギンの全身

日本の水族館にたくさんいるペンギンで、ペンギンといえばこのペンギンを思い浮かべる人も多いかもしれないね。
群れで行動することが多く、協調性のある性格みたいだよ。

フンボルトペンギンと似ているペンギン、ケープペンギンとマゼランペンギンとの違い

ほかにも似ている模様のペンギンがいるよ。模様が少し違っているのに注目しよう!

イワトビペンギン
イワトビペンギンの全身

小さめのペンギンで、暖かめの海岸沿いに住んでいるよ。ほかのペンギンのようによちよちと歩かず、ゴツゴツした岩場をぴょんぴょんと跳んで移動するのが名前の由来となっているよ。

イワトビペンギンの顔

黄色い羽が、目の上から後ろにかけて広がっているのが特徴だよ。目は赤くて、派手な見た目をしているんだ。 性格は、警戒心が強くて攻撃的だと言われているよ。

コガタペンギン
コガタペンギンの全身

ペンギンの仲間で、一番小さいペンギンだよ。身長は約30cmで、小型犬ほどしかないんだ。その小ささから、別名「フェアリー(妖精)ペンギン」とも呼ばれるよ。身体は小さいけど、性格は意外と気が強いみたいだよ。
ほかのペンギンと違って、歩く時は少し前屈みで歩くんだ。

コガタペンギンの巣

草むらや家の縁の下など、薄暗い巣穴が好きみたいで、草で巣をつくっているよ。

ヒゲペンギン
ヒゲペンギンの全身

南極のほうに住むペンギンで、とっても特徴的な顔をしているペンギンだよ。アゴから耳のほうにかけて黒い線があり、ここがアゴヒゲのようにみえるのが名前の由来になっているよ。

ヒゲペンギンの顔

赤ちゃんにはアゴヒゲのような模様は無く、全身灰色をしているよ。成長とともに、だんだんとこの模様ができていくんだ。

コウテイペンギン
コウテイペンギンの全身

ペンギンの仲間で一番大きいペンギンだよ。身長は約90〜110cmで、人間の小学生6〜9歳と同じくらい大きさもあるんだ。赤ちゃんは黒色と灰色で、とっても可愛いよ。

コウテイペンギンの卵を温める

南極のとても寒いところに住んでいて、卵を温める時は、卵を足の上にのせてお腹をかぶせてあたためるんだ。

トボガンで移動するペンギン

ペンギンとわたしたち

同じ地球で生きるペンギンとわたしたち。
お互いよい関係でいるために、取り組んでいることがあるよ。

  • 数が減っているペンギンたち

    たくさん仲間がいて、水族館でも身近なペンギンたち。実は数が減っていて、いなくなってしまうかもしれない種類もいるんだ。
    原因は、気候変動や魚の獲りすぎでエサが減ってしまったりなど様々。わたしたちにできることをやっていきたいね。

  • 南極での研究

    南極には研究のための基地があり、全世界からはるばる研究者が行っているよ。気象観測や生物、地質・地形の研究が行われており、地球の環境を守ることや科学の発展に役立てているんだ。

コウテイペンギンの赤ちゃん

ペンギンクイズ

ペンギンのことをいくつか知ったところで、クイズに挑戦してみよう!
いくつ覚えているかな?答えは質問をクリック!

水族館で泳ぐペンギン

ペンギンに会えるところ

全世界にペンギンは18種いるといわれ、そのうちおよそ半分は日本の水族館や動物園で見ることができるよ。海外では、ペンギンを見に行くツアーもある。
実際に見てみると、ペンギンについてもっと色々な発見があるかもしれないね!

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